バブル以来の高値更新に沸いた2024年、続々と大化け株を輩出し続けている日本株市場はテンバガー候補株の宝庫と言えるでしょう。
事実、株価20倍超えを達成したメタプラネット(3350)を始め、数多の銘柄がテンバガー達成を果たした一年と相成りました。
「来年2025年こそ、次なるテンバガー候補を見つけたい」
そんな気持ちで当記事をお読みいただいている方も多いかと存じます。
僭越ながら海外でアセットマネージャー経験のある筆者が、大化け期待おすすめの低位株を5社ピックアップしてみました。
各銘柄の解説を行っておりますので、最後までお付き合いいただけますと幸いに存じます。
テンバガー候補のスクリーニング条件
2025年のテンバガー候補をご紹介させていただきます前に。
今回、銘柄を選定する上で使用しましたテンバガー候補のスクリーニング条件を公開いたします。
- 株 価:1,000円以下目安
- 時価総額:500億円以下
- 市 場:グロース市場、スタンダード市場
- 業 種:情報・通信業、サービス業
- 上々年月:5年以内目安
- 業 績:3期連続で営業利益増加率が平均15%以上
- 財 務:営業キャッシュフローが黒字(直近決算期)
- 大 株 主:創業者・オーナーが筆頭株主(もしくは第2位株主)
- テ ー マ:国策、時勢に合ったもの
ご存じの方も多いかと思いますが、株価や時価総額の低い新興市場株がテンバガーになりやすい傾向がございます。
具体的には株価1,000円以下、時価総額500億円以下で探されている方が多いのではないでしょうか。
しかし低位株(ボロ株)のように、株価が低いということは、相応の理由を伴っているケースも少なくありません。
例えば、業績や財務状況が芳しくない、話題性がなく時勢に合っていないなど理由は様々。
特に業績や財務状況が芳しくない場合ですと急騰・急落のリスクが高く、初心者の方には不向きの投資対象です。
そのため当記事では、一般的なテンバガー候補の条件にプラスして、業績・財務状況を考慮したスクリーニングを行いました。
高いポテンシャルを有しながら、企業の健全性も確保しつつ、時勢に合った銘柄をピックアップ。
注目テーマに沿って、中長期的に大化けが期待できるテンバガー候補5銘柄を予想しております。
2025年のテンバガー候補①Rebase(5138)
Rebase(5138)は、レンタルスペース予約プラットフォーム『インスタベース』の運営を手掛けている企業です。
- 銘 柄 名:Rebase(5138)
- 株 価:886円
- 時価総額:40.8億円
- 市 場:グロース市場
- 業 種:情報・通信業
- 上々年月:2022年12月
- 業 績:平均営業利益増加率 22.0%
- 財 務:営業キャッシュフロー 375百万円
- 大 株 主:代表取締役CEOが第2位株主(佐藤海氏 17.7%)
- テ ー マ:シェアリングエコノミー関連
同サービスでは、会議室やテレワークスペース、古民家や撮影スタジオ、ダンススタジオなど多種多様なスペースを提供しています。
掲載数は全国で3万1000件超、リピート率は平均68%。国内最大級のプラットフォームとなっています。
同社は昨今注目を集めているシェアリングエコノミー関連銘柄となっています。
シェアリングエコノミーとは、個人が所有するモノや場所、スキルなどを不特定多数の人と共有(シェア)するという考え方です。
必要な時だけ自転車・自動車が利用できるカーシェアリング・サービスなどが代表的な例でしょう。
統計的に見ても収入は増えていないにも関わらず、物価高や増税などが続き、消費者側からすれば厳しい状況が続いている昨今。
バブル以来の高値に沸く日経平均株価とは裏腹に、消費者態度指数は過去15年間でほぼ改善が見られません。
収入が増えずに物価が上がれば、消費者のアクションが『いかに出費を抑えるか』に収れんするのは然るべきでしょう。
それを裏付けるかのようにシェアリングエコノミー市場の市場規模は過去最高の2兆4,198億円を記録。
2030年度には14兆2,799億円にまで市場が拡大すると予測されています。
つまりシェアリングエコノミーは、今後の成長が期待されている分野なのです。
なお当記事では今回、中長期的な目線で銘柄を選んでおります。
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2025年のテンバガー候補②リニューアブル・ジャパン(9522)
リニューアブル・ジャパン(9522)は、太陽光中心に再生可能エネルギー発電所を展開する企業です。
- 銘 柄 名:リニューアブル・ジャパン(9522)
- 株 価:1,034円
- 時価総額:309億円
- 市 場:グロース市場
- 業 種:電気・ガス
- 上々年月:2021年12月
- 業 績:平均営業利益増加率 98.9%
- 財 務:営業キャッシュフロー 3,686百万円
- 大 株 主:代表取締役社長の会社が筆頭株主(H&Tコーポレーション 37.1%)
- テ ー マ:脱炭素関連
太陽光・風力・水力など再生可能エネルギー発電所の開発、発電、運営管理などを一気通貫で手掛けています。
全国30箇所に拠点を設けることで、地域に根差した事業活動を行っています。
また23年10月には東急不動産(3289)との提携を発表。
スペインやイタリアなど南欧地域で、合計1ギガワットの再生可能エネルギー発電所の開発と保有を目指すとのこと。
東急不動産とリニューアブル・ジャパン 南欧地域における再生可能エネルギー事業の推進に係る協定書を締結 ~合計1GWの再生可能エネルギー発電所の開発および保有を目指す~
東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:星野 浩明、以下「東急不動産」)とリニューアブル・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:眞邉 勝仁、以下「リニューアブル・ジャパン」)は、今後数年間でスペインを中心にイタリアなど南欧地域で合計1GW(=1,000MW)の再生可能エネルギー発電所の開発および保有を目標として、共同出資に係る協定書を締結いたしましたのでお知らせいたします。
引用元:https://www.tokyu-land.co.jp/news/2023/001032.html
同社の事業は、現政権が公約として掲げる国策テーマ:脱炭素(カーボンニュートラル)関連に区分されます。
脱炭素とは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出量をゼロにしようという取り組みのこと。
岸田政権は「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」との方針を固めています。
2050年カーボンニュートラル目標達成に向け、令和5年度は1.6兆円規模の予算が設定されています。
なんと言っても国策テーマ株の魅力は、産業を発展させるために国が多額の資金を投じる可能性が高いこと。
国が後押ししてくれているわけですから、国策に関連する事業の株価は当然上がりやすくなります。
『政策に売りなし』といった相場格言にもあります通り、RJに限らず脱炭素関連は長期的に注目しておいて損はないでしょう。
2025年のテンバガー候補③エネチェンジ(4169)
エネチェンジ(4169)は、電力・ガス切り替えサービスを主力とするエネルギーテック企業です。
- 銘 柄 名:エネチェンジ(4169)
- 株 価:340円
- P E R:-倍
- P B R:5.51倍
- 時価総額:118億円
- 市 場:グロース市場
- 業 種:情報・通信業
- 上々年月:2020年12月23日
- 業 績:1-3月期(1Q)最終は赤字縮小で着地
- 財 務:営業キャッシュフロー赤字(▲1,621百万円)
- 大 株 主:代表取締役CEOが筆頭株主(城口洋平氏 18.66%)
- テ ー マ:脱炭素関連銘柄、再生可能エネルギー関連銘柄
EV関連銘柄の本命株でもご紹介させて頂きました同銘柄は、消費者向けに電力・ガスの切り替えを行う日本最大級のプラットホーム『エネチェンジ』を提供しています。
米EV充電機器大手企業(米FreeWire Technologies社)との提携により、21年11月からEV市場に参入。
電気自動車充電サービス『EV充電エネチェンジ』を提供しています。
『EV充電エネチェンジ』の強みは、EVドライバーの利便性の高さとオールインワンサービスです。
6キロワット普通充電器は、3キロワット普通充電器に比べ同じ電力量を充電するのに半分の時間で済むのが利点。
また、自動車メーカー各社が発行しているすべてのEV充電カードが利用可能となっています。
EV充電器の導入に関しても、設置工事や補助金申請、課金・管理システムの提供等をオールインワンで対応しています。
集客サポート、故障やエラーによる問い合わせ対応まで、すべて同社が行っていることも長所となっています。
受注台数を順調に伸ばしており、EV充電エネチェンジの市場シェア率は62%となっています。
直近の決算では先行投資が響き芳しくなかったものの、EV充電事業が黒字化フェーズへと移行。
充電事業で高い市場シェアを誇る同社ならば、EVの市場拡大に伴い業績も伴ってくるのではないかと思われます。
EV株としては勿論、脱炭素関連、再生可能エネルギー関連としても注目しておきたい銘柄と言えるでしょう。
2025年のテンバガー候補④QDレーザ(6613)
QDレーザ(6613)は、半導体レーザ技術を活用したデバイスの開発と販売を展開する企業です。
- 銘 柄 名:QDレーザ(6613)
- 株 価:438円
- P E R:-倍
- P B R:3.36倍
- 時価総額:190億円
- 市 場:グロース市場
- 業 種:電気機器
- 上々年月:2021年2月5日
- 業 績:今期経常は赤字継続
- 財 務:営業キャッシュフロー赤字縮小(▲515⇒▲443百万円)
- 大 株 主:-
- テ ー マ:半導体関連、半導体製造装置関連
半導体関連銘柄の本命株でもご紹介させて頂きました同銘柄は、同社は世界で唯一、量産化に成功した耐環境性能に優れた量子ドットレーザ技術を保有しています。
量子ドットレーザは、半導体回路の最終形態ともいわれるシリコンフォトニクスを実現するために必要な技術です。
シリコンフォトニクスとは、高速伝送システムで使用される半導体。
高速データ転送と処理を可能にし、伝送速度が最大100Gbpsまで向上すると予想されております。
つまりシリコンフォトニクスなら高速で大容量かつ低消費電力な光伝送や低遅延な光AI演算の導入が可能となります。
生成AIの登場でデータセンターの需要が急激に増えている今現在、タイムリーに関心が集まっている技術と言えます。
市場規模は24年に25億ドルと推定され、29年までに89億6000万ドルに到達すると予測されております。
また同社のシリコンフォトニクスであればデータセンターの消費電力を30%削減できるとのこと。
昨今注目度が高まっている株式テーマ:データセンター関連の根幹を支える技術を有する同社。
今後も動向を追っておきたい銘柄と言えます。
2025年のテンバガー候補⑤Laboro.AI(5586)
Laboro.AI(5586)は、機械学習を活用したオーダーメイド型AI「カスタムAI」の開発などを手掛ける企業です。
- 銘 柄 名:Laboro.AI(5586)
- 株 価:1,349円
- P E R:149倍
- P B R:9.33倍
- 時価総額:214億円
- 市 場:グロース市場
- 業 種:情報・通信業
- 上々年月:2023年7月31日
- 業 績:上期経常が34%減益で着地・1-3月期も23%減益
- 財 務:営業キャッシュフロー+164%(▲182⇒116百万円)
- 大 株 主:代表取締役CEOが筆頭株主(椎橋徹夫氏 24.06%)
- テ ー マ:生成AI関連(ジェネレーティブAI関連)
AI関連銘柄の本命株でもご紹介させて頂きました同銘柄は、顧客企業の要望・戦略に合わせてオーダーメイドのAIサービスを開発。
また導入コンサルティング事業「カスタムAIソリューション」を展開しています。
マシンラーニングのスペシャリスト集団として、ワンストップで対応できることが同社の強み。
企画立案(ビジョン策定)~導入・実装、チューニング(運用支援)に至るまで一気通貫で行っています。
これまでの導入事例は、対話テキスト自動生成AI、不良品チェックAI、建設物の制振制御、人材派遣のマッチング最適化など、経営課題や戦略に合わせ多岐に渡ります。
昨年上場したばかりの新進気鋭の企業ですから、IPOセカンダリー銘柄としても注目しておきたい銘柄と言えるでしょう。
2025年のテンバガー候補を総括
以上5銘柄を2025年のテンバガー候補として解説させて頂きましたが、いかがでしょうか。
今回はスクリーニング条件も公開させて頂いておりますから、併せてご活用いただければ幸いで御座います。
とはいえ東証だけでも4000社近い上場企業の中から、ご自分で銘柄を探すのは骨が折れる作業と存じます。
任意の条件で銘柄を絞り込んだものの、数十社~時には数百社ヒットして途方に暮れたご経験はないでしょうか。
短期急騰株が知りたい方は、億り人が銘柄の選び方を無料で教えてくれるマンツーマンレッスンなどもあります。
マンツーマンレッスンを受け「教えてもらった方法を試したら、約半年で資金7.7倍超えを達成した」と評判も上々。
「人の行く裏に道あり 花の山」という格言もある通り、利益を得るための方法は意外なところに在るのかもしれません。
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